Vintageアクセサリー素材のお店・よつば商店のブログ

タグ: 工房見学

2019年チェコ・ヤブロネツの工房でクリスマスツリー制作風景

こんにちは。
経年風アクセサリー素材のお店*よつば商店
店長のシバガキです。
 
 
今日は2019年にチェコへ行った際に
ヤブロネツのガラス工房にて
クリスマスツリーの制作風景を
見学した時画像や動画などを
お見せしたいと思います🍀
 
 
ラインストーンのクリスマスツリーは
真鍮のセッティング金具の
裏面をハンダ付けして組み上げられています。
 
 
GUTA-PERCHA
 (日本語だとグタ-ペルチャ?
ガタ-ペルチャ?かな?)
というゴム状の樹脂のようなものに
ラインストーンセッティングを
ツリーの形に並べて固定してあります。
これをハンダ付けして組み立てていきます。
 
 

 
とても細い炎の出るバーナーで
ひとつひとつ丁寧にハンダ付けしています
細かい作業ですね!
 
 
使用されるカボションや
グラスストーンは
主にチェコ製のヴィンテージ品ですが
工房では特に現行品と古いものを
区別していないようでした。
 
 
フルバージョン倍速なしはコチラ↓
 
 
 
ずっと見ていて飽きない制作風景でした😃
動画ではブローチに仕立てる用のツリーを
作っていますが同じ作り方で
棚やテーブルに飾るタイプの
ツリーのオブジェも製作されています🎄
 
 
そして2019年に見学させて頂いた工房の
クリスマスツリーのオブジェを
11月上旬よりよつば商店で販売します🤗
 
 
販売予定の商品をいくつかお見せいたします✨
 
 
 
 
 
 
 
 
これらのツリーの大きさのイメージは
こんな感じです
 
 
 
 
 
 
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ヤブロネツのメタル加工技術

チェコの工房で1点1点丁寧に
作られた香水瓶・手鏡・ミニコームの
セットを次の更新でご紹介できるよう
撮影したりしています。

 

 

チェコ・ヤブロネツはガラスの街として
とても有名ですが、
実はメタルパーツの加工技術も高く、
繊細なメタルパーツをガラスと組み合わせた
香水瓶や手鏡・小物入れなど
素敵な商品がたくさんあるんですよ😃

 

 

今日のブログでは
チェコのヤブロネツはガラスが
とても有名だけど実はメタル加工も
さかんなんですよということを
ご紹介します。

 

 

↑こちらは
1840年代に作られた金属をプレスする機械
(ヤブロネツのガラス博物館にて2017年撮影)

 

 

↑繊細なプレス加工で作られたプレート
(ヤブロネツのガラス博物館にて2017年撮影)

 

 

 

こちらの画像は去年
ヤブロネツの香水瓶を作っている
工房にお邪魔して撮影したもので
現在使われている
金属プレートをプレスする機械です。

博物館で見た機械とは
ずいぶん違っていました😆

 

 

実際に機械を動かしているところを
見せて頂きました。
真鍮のプレートに
思ったよりゆっくりな速度で
しっかりと型にプレスされていきます。

 

↓動画

 

 

 

プレスされたモチーフは連なっているので
これを一つずつ切り離していきます。

 

 

そんな技術で加工されたメタルパーツを使い
作られているのが
当店でご紹介している香水瓶や小物入れです。

 

 

 

 

 

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2017年 ヤブロネツ ガラスボタン工房 絵付け編

2017年5月末日 ガラスボタン工房見学 

この記事ではガラスボタン工房見学 成形編で作られたボタンに色を付けるところを見学した時の様子をご紹介します。

回転する台にボタンを乗せてひとつひとつ丁寧に色をつけていきます。
こちらの画像で塗っているのは黒っぽい塗料ですがこれはこの後電気炉で焼成すると金色になります。

 

回転台を左手で回しながら細い筆を使い1色ずつ丁寧に塗り重ねていきます。
塗料の厚みを均一にしつつはみ出さずに手早く塗っていくのには熟練の技術が必要です。

 

彩色が終わって乾燥中のボタンたち

 

 

塗料が乾燥したら電気炉で焼成して塗料が剝げ落ちないようにします。
アンティークのボタンにはこの焼成の工程がないため塗料が落ちやすいですが現在ではこのようにして塗料の強度をあげています。

 

在庫の棚。どんなボタンがあるのでしょうか?わくわく。

 

チラッと拝見。

 

棚いっぱいのサンプルボード。古いですが全て今でも使っています。
この中から好きなデザインやカラー、大きさのボタンを選ぶのは楽しいけれど時間と予算の都合もあるので実際とても大変です(笑

 

そんなサンプルボードの一部をチラリとご紹介。

 

どれにしようか本当に悩んでしまいます。

 

あ!私が注文した猫のボタンの色違いがサンプルボードにあった!ということでたまたまこの日着けていたブレスレットと記念に写真を撮ってみました。

 

こちらの工房では現地に行った際にその時工房が持っている在庫を見せてもらい、その中から私が選んで仕入れています。
工房が持つ在庫の内訳は訪れる時期により変わるので今回仕入れたものが次回訪れた時にはない可能性の方が高いと思います。一期一会。

工房の在庫の中には古いものもあれば最近作られたものもあり、しかもガラスボタンを作る際に職人さんが使っているさまざまなデザインの金型は昔から使われているものを使って今でも製作しているので正直ヴィンテージ品と現行品の境目は曖昧なものが多いのではないかと思いました。

 

2017年 ヤブロネツ ガラスボタン工房 成形編

2017年5月末日 ガラスボタンの工房を見学させてもらいました。その時の記録をボタンの成形編と絵付け編の2回にわけてご紹介します。この記事を書いているのは2019年11月なので見学した当時の記憶が少し曖昧になっていますことをご了承ください。あと、写真を撮ったスマホが古いため画像がイマイチです。すみません。

 

工房の中から見た出入り口には魔除けと幸運のお守りである蹄鉄が飾られていました。

この方が職人さん。

材料のガラスロッド。様々なカラーがあります。これを溶かしてボタンを作ります。

  

年季の入った道具類。
やっとこみたいな道具にさまざまなデザインのモールド(型)をセットして溶けたガラスをプレスして形を作っていきます。

ずっと長いこと使われている炉は灯油で稼働しています。昔のままです。

炉の中はたぶん1,200度くらい。

ガラスロッドの先を入れて溶かしていきます。

ボタンの裏側のシャンクをモールドにセットします。

溶けたガラスをモールドに押し付けた時に温度差で割れないようモールドも小さなバーナーで温めています。

 

いい感じに溶けたガラスをいい感じの力加減でプレスします。
どのくらいの量のガラスを溶かしてどのくらいの柔らかさでプレスするのか…同じものをたくさん作るのはかなり難しいと思います。職人技です。

ずっと見ていても飽きない…

静かな工房に古いラジオから音楽が流れていました

割れちゃったボタンとなにかの欠片。

画像が見えづらくて申し訳ないのですがボタンを形作った後の仕上げの昔のやり方。
3つ連なったボタンをヤスリで1個ずつ切り離します。

そしてボタンの周りのバリをとるために手動のローラーカッターで余分なガラスを削り取ります。
これ、体験させてもらったのですが難しかったです。
カッターの刃を思い通りの場所に当てるのが難しくて思い通りにガラスを削れませんでした。

手作業で削るのは大変なので機械の登場。砥石で削ります。

奥で円盤状の砥石が自動でぐるぐる回っていて、その手前に手動でボタンをセットしてボタンの側面を砥石に当てて研磨します。多少の機械化や自動化はすれども昔から変わらない工程でガラスボタンは今も作られていました。

 

この工房で作られたボタンもよつば商店で取り扱っています。
他の工房で作られたものと混ざっていますが下のURLからご覧になれます
https://yotsuba-and-co.jp/?mode=grp&gid=1634697&sort=n

職人技がキラリと光るチェコのガラスボタンをアクセサリー作りに取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

絵付け編に続きます

 

 

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